2013年11月2日土曜日

複製ちゃれんじ その3











レジン抜きしてみました。

型のシリコンは片面(前回写真でブルーミックス乗せてる方)は造形村の新スーパーEX、
もう片面はRCベルグさんの#8000と#3498の1:1混合を試してます。
値段的には徒歩で行ける事もあって、スーパーEXの方がボークスで税別3180円/kgと安いのですが、
ちょっと柔らか過ぎて彫刻刀が入りづらい感じでした。
ただ、感覚的にはこっちじゃなきゃ駄目って事はなさそうですので、
細かい造形や薄いのだけ混合で硬さ調整できるベルグの方使って行くか、
型取り面だけ全部ベルグ使って嵩増しはEX使うのが良さそうかなと思いました。
(3498がEXより比重軽いようで後からEX乗せると表面ボコっちゃいました 。最初から混ぜ込むなら問題なし。12/28追記)

レジンはベルグのホワイトキャスト180秒タイプで、攪拌30回に165秒までエア抜き1回で流してます。
真空ポンプと釜はショウジコムさんのRX-11の24cmセットを使ってます。
(おまけでついてきた原八先生の「フィギュアの達人上級編」が型作るとき物凄く参考になりました)

写真は3ショット目の奴で、1ショット目は両方の靴の踵に大きな気泡が入ったので空気穴広げました。
尚、2ショット目でエア抜き2回も試しましたが、正直なにが変わったのか分からなかったので1回で良さそうかな?

後頭部はお下げ周りが心配だったのですがそこは問題なく、
その代わり何故か何回やっても右の写真のように頂部で大きな気泡が残ってしまいました。
空気穴広げてっても位置が逃げるだけなのですが、型の深い位置に配置したのが原因なのか
それともお下げに残った気泡が上がってきてるとかなのか・・・さっぱり分かりませんーー;
ここまで大きいと逆に埋めやすそうだし、最後に継ぎ目消しがいるところなのでいっその事放置してしまうかも。

指先も問題なかったのですが、小指が折れそうな気がしたのと隠れる面になるので手のひら側は型削って埋めることにしました。

一番心配だった薄物3つ(タイ・スカート・セーラーカラー)はやっぱりな結果・・・・。
タイはストレートな形状なのでほとんど問題なかったのですが、どうしても1,2個小さな気泡が残っていまいました。
まだ埋められないこともないのでギリギリ合格かな?
カラーは写真のものは奇跡的にほとんどないのですが縁周りに気泡が残りやすく、
また左背面のデジタルモデル上で再計測したら0.3mm程しかなかったところが透けてしまい、
場合によっては完全に肉抜けしていまいました。
スカートはもう駄目駄目で、左臀部上の薄い所が肉抜け、
折り目部分に気泡の嵐で使い物になりませんです。
この3つに関しては薄い所パテで調整して#8000単体の型で再チャレンジします。















あと、1階なので振動はあまり問題ではないのですが、
S造アパートで使うには流石に真空脱泡機は五月蝿すぎるので防音箱つくりました。
内法W×D×H≧30×20×25cm(Hは出来れば30cm)の箱に、
天板オイルミストホースと気道穴・側面に電源コード穴開けて、
4面に吸音材として10mm発砲ウレタン(ニードルフェルトとかエプトシーラーでもいいかも)貼って、
防振マットに溝入ゴム板敷きました。
これだけでも年季の入った冷蔵庫のポンプ音くらいになりました。
まだ箱体自体の共振音は結構するので、
更に静穏目指すならPC筐体に使う防振シート貼ると良いかもしれません。
写真はH=25cmですが、10mmの防振マットとオイルミストのケース高さ入れると高さ足りないので、
もともと付いてた足板を取り外してます。(要6角レンチ、横入れだとオイルミストケース取り付けにコツ必要)
あと、吸音材にオイル残量のぞき穴開けてます。
熱が篭りそうですが、稼働時間考えれば多分問題ない・・・かな?
スイッチはまごの手スイッチにしてます。