2013年7月19日金曜日

さおりん・ねんぷちあんこう中断中

 6月頭から沙織とあんこうチームの組み立ては一時中断して、
















↑こんなことして遊んでました。

なんとか形には出来そうな様子なので、そろそろ出力についてネット上で調べてみた。

色々検索してみると、現在3Dモデルを出力する機器は「CNC旋盤」「3Dプリンタ」があって、CNCは素材の塊を回転刃で削りだす方法、3Dプリンタは粉を接着剤で固める方法と液体をレーザーで固める方法(光学造形)、溶かした樹脂を積層させる方法(熱溶解積層方式)があるっぽい。

出力品の表面はCNCが一番綺麗で、3Dプリンタは積層ピッチに依存するけど現行品は100μm(0.1mm)が主流で光学造形のForm1だけが25μm(0.025mm)、樹脂積層タイプは10月に海外で発売されるProDesk3Dが25μらしい。100だと積層の段差がかなり目立つので、表面処理の手間考えると25μが欲しいところ。粉を固めるヤツは出回ってないのかよく分からなかったです。

個人的な感想・メモ書きを箇条書きすると、

「CNC」
・表面は綺麗で素材がハードワックスなら表面処理も楽そう。
・素材を裏返して彫る必要があるのでズレに対しての対策が必要。
・粉塵が出るので掃除もしくは集塵機の設置が必要。畳部屋なので気になるところ。
・厚さはMODELA MDX-15で60.5mm、KittMill BT200で45mm、iModelaは26mmまで。iModelaは巨乳キャラの1/8胴体とかだと分割しないときついかも。
・値段はMDX-15が30万強、BT200が本体のみ17万(集塵パーツ・CAMソフトいれても25万弱?)、iModelaの8万弱は一番お手軽。
・BT200は要組立(レンチ・スパナと配線の圧着orハンダ付け必要)、CAMソフト別
・BT200はアルミまで加工可能。

「3Dプリンタ(光学造形)」
・値段的にはForm1が35万程度、B9creatorは50万なので、以下はForm1について。
・素材の光学ポリマーが高い(149$/ℓ)みたいなのでランニングコストはあまり良くない。
・光学ポリマーと洗浄用アルコールの保存取り扱いに注意がいる。
・ 出力は灰色単色のみ。
・光学ポリマーはアクリル系樹脂らしいので硬さが気になる。(市販のアクリル素材並だと硬くて穴あけ、やすり掛けが大変)
・出力サイズは30 x 28 x 45 cm
・特許がらみの訴訟沙汰があるみたいだけど今のところまだ受注受付はしてるっぽい?

「3Dプリンタ(熱溶解積層方式)」
・色々出てるので気になるのを3つだけ、replicator2XSCOOVO C170ProDesk3D
・フィラメントはPLAとABSがあって、PLAの方が硬く、アセトンにも溶けないので表面処理のし易さはABSの方が良いらしい。塗装もABSのが良いっぽい。
・C170はPLAのみ、replicatorは2XはABS、X付かないのはPLA。ProDeskは両方(但しプレオーダーに付くのはPLAのみ、ABSの販売はまだ不明)
・ProDeskは5色PLA混合のカラー。2Xは2色?C170は単色。
・積層ピッチはProDeskのみ25μ、2XとC170は100μ。
・ProDeskはサポート材がPVAなので除去が楽。(水に溶けるらしい)
・値段は2XとProDeskは30万前後、C170は18万。
・フィラメントはC170は4千円 /kg、ProDeskは5色PLA+PVAが180mで49.95$(重量換算不明)
・C170は7/29発売。ProDeskは第一次出荷が10月なので早くても11月到着かな?
・C170は国内メーカーなのでアフターサポートが安心。
・出力サイズは1/8人体モデル程度なら余裕すぎるので省略。
・積層方式なので接地面が平たくなるのはしょうがない?サポート設定で全面曲面でも綺麗に出せたりするのだろうか?

長々と書きましたがForm1は素材の硬さが不明なので除外して、安定感のあるCNCか、まだ情報が少なくて不安があるけど、カタログスペック上では優秀なProDesk3Dのどちらを選ぶか悩んだ結果、人柱覚悟でProDesk3Dをプレオーダーしてみました。
駄目だったらiModelaを買おうかな。